劇場に貼られている大きなポスターやチラシを見ると、ホワイト系・セピア系の配色で、マツケンをはじめ、元宝塚の紫吹淳(月組)さん、真織由季(星組)さん、初風緑(専科)さん、そして初嶺麿代(宙組)さん他、出演者全員が顔に、ホワイトのファンデーションを基調とした、シュールで面妖なメイクを施しています。ルージュはまるで血が凝固したような色。マツケン以外は、頭にベールの布をかぶっています。これは、「純愛」や「死」をイメージしたメイクなのかもしれません。
ミュージカル・ロマンス『ドラキュラ伝説』は、伝説の貴人にして奇人の、トランシルバニア城主のドラキュラ伯爵が主人公の物語です。ドラキュラ伯爵は、最愛の妻アマンダの死に直面したのに際して、悪魔と取引をしてしまいます。吸血鬼になることを承諾してしまうのです。それは、自分が吸血鬼になる事によって、愛するアマンダが「いつかよみがえる」という約束なのでした。さて、時は流れて400年経ちます。吸血鬼なので不老不死のようですね。伯爵は、妻と再会する望みを持ち、お城で生きながらえていました。そんな伯爵は、ミーナというアマンダと生き写しの娘が、遠くロンドンに住んでいる事を知ります。そして意を決した伯爵はミーナに会いに行き、アマンダのよみがえりであると確信するのですが・・・・といった感じのストーリーです。
悪魔やヴァンパイヤー(吸血鬼)が登場するので、オカルトっぽい雰囲気もしなくもないですが、切なく悲しいラブストーリーに仕上がっているようです。
主な配役をピックアップすると。
ドラキュラ伯爵役:松平健さん
ミーナ:剱持たまきさん(昨年はピーターパンに出演しています)
ルーシー(ミーナが姉と慕う幼友達):紫吹淳さん
ヴァン・ヘルシング(大学教授・伯爵の宿敵):鈴木綜馬さん(元劇団四季)
ジョナサン(弁理士):大澄賢也さん
ヴァンパイヤー(ドラキュラ伯爵の手先):
真織由季さん、初風緑さん、初嶺麿代さん
ミュージカル・ロマンス『ドラキュラ伝説』は、6月4〜8日に大阪・梅田芸術劇場メインホールで公演されます。それに先駆けて16日に、梅田芸術劇場で記者会見が行われました。松平健さんは、400年間も一人の女性を愛し続ける「いちずな純愛物語」だと語ったそうです。
そして。ブラック系のシックな洋服で会見に同席した紫吹淳さん曰く。
「男性の腕の中で死ぬことは、私の中では快挙です」
グゥ〜!なコメントでございます。
(グゥ〜と言えば、以前なら桂三枝さんなのでしょうが(大昔すぎますか?汗)、
最近ではすっかりエド・はるみさんのイメージになっていますね。)
なお、宝塚歌劇団所属の藤井大介さんが演出を手掛けるのも、興味深いところです。




