宝塚歌劇団時代の映像、子供の頃や音楽学校・新人時代の写真、大地真央さんのコメント、雪組「ソロモンの指輪」の観劇と、終演後の舞台上での水夏希さんとのトーク、ドラマやバラエティの撮影、財布やアクセサリーのデザインをしているシーン、シャリトーベルサイユのリハーサル風景、そして婚約者の西島千博さんとの食事デート光景に、すっぴん顔・心境の告白と、もう、なんと言うか駆け足ながらも、凄まじいまでのボリューム&サービス満点の「たっぷり真矢みきさん」のコンテンツでした。
宝塚歌劇団退団後に転進した女優業が、ある到達点に達した事に対する自信と余裕の現われを感じます。そして、自ら築き上げた女優キャリアによって固定化しつつあるパブリックイメージを、さりげなく良い意味で裏切り、更なるステップアップを目指そうとしている「現在の真矢さん」を、心地良く映像化していた番組だったと思います。
ナチュラルな振幅・・・・自然体の姿を、商品価値のある「タレント」として
あざとくなく「自然に表現する・見せる」って、難しい事だと思うのですが、今の真矢みきさんは、その振幅・多面的な「虚と実」を、最大限にナチュラルに「カッコ良く素敵に魅せる」ことが出来ていると感じます。まことに稀有なタレント(まさしく才能)を、真矢さんは現在開花させているのだ、と感じました。
アラフォー世代で最も輝いている女優のひとり・・・とか、そういう風な、マスコミ的・マーケティング的(あるいは社会学的)な見方と言いますか、世代でバッサリ区切ってしまう「アラなんとか」には、個人的に全く興味がありませんが、真矢みきさんは、チャーミングな大人の女優であり女性だと思います。
自分がタカラジェンヌであった事、羽飾りを背負って大階段を歩いた事を、誇りに思い、そして、その事をバックホーンにしてこれまでやってきたし、これからもやっていく、今生はタカヅカがあればこそ・・・・といったニュアンスのコメントには、胸が熱くなりました。
ご本人も涙ぐんでいましたね(水夏希さんと宝塚の舞台でトークしたシーンで)。ちなみに「今生」とは、真矢さんの口から出た言葉です。自己表現力・発信力・サービス精神がある真矢さんですが、結構かための言葉が出てきますね、。
誇れるもの、何歳になっても人生や精神の支柱となるような確かなバックホーンがあるって、良いものですね。では、私自身にとってのそういったものは何なのか、しばし自問自答。




