1985年に結成された当初は、女性も在籍していたのですが、
1988年公演【White】から、全員男性となりました。
男優が「女性を演じる」ところや、少女漫画などを題材にした舞台を多く上演
しているところが、「男版宝塚」と言われるゆえんのようです。
男優さんが、女性のメイクや格好して女性を演じます。
声については、そのまま地声です。つまり、歌舞伎のように女性ぽい声色は使わないという事です。ただし「男役・女役」といった役割分担は無いそうです。これは宝塚歌劇との大きな相違点ですね。
劇団員の方たちは、あまりよく知らないのですが、
私が思い浮かべる事が出来るのは、姜暢雄さんです。
劇団「スタジオライフ」を語る時のキーワードに「耽美」があります。
専属脚本演出家の倉田淳さんによるオリジナル作品もありますが、ここでは、過去に上演された作品から、特にコミック(漫画)を原作とする作品を中心に恣意的にピックアップしてみますと。
1991年【YASYA GA POND】(原作:泉鏡花)
1996年【トーマの心臓】(原作:萩尾望都)
1997年【ヴェニスに死す】(原作:トーマス・マン)
1999年【桜の園】(原作:アントン・チェーホフ)
2003年【OZ】(原作:樹なつみ)
2004年【MOON CHILD〜月の子〜】(原作:清水玲子)
2005年【メッシュ】(原作:萩尾望都)
2005年【白夜行】(原作:東野圭吾)
2006年【DRACULA】(原作:ブラム・ストーカー)
2007年【Romeo & Juliet】(原作:ウィリアム・シェイクスピア)
2007年【アドルフに告ぐ】(原作:手塚治虫)
2008年【夏の夜の夢】(原作:ウィリアム・シェイクスピア)
※コミック原作
上記原作を見ると、題材自体が、耽美的・倒錯的ですね。
それを男性のみで演じるから、ますます耽美的になるのでしょう。
特に、萩尾望都さんの作品とは縁が深く相性も良いようです。【トーマの心臓】は、アナザーストーリーを含めて、これまで何度も公演されています。宝塚歌劇団にとっての【ベルサイユのばら】みたいな存在なのかもしれません。
最新作は、萩尾望都さん原作の【マージナル】です。
(8/28〜9/6 東京新宿・紀伊国屋ホール)
それから。劇団員の方の数名が、2008年7月20日放送予定の
NHK『サラリーマンNEO』に出演するそうです。



